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演劇連携公演Theatrical Collaboration Perfomance
劇団新人会「前田昌明追悼公演 かもめ」Gekidan Shinjinkai “Masaaki Maeda Memorial Performance The Seagull”

愛、夢、恋。
女優、作家、医者・・・
1896年モスクワ芸術座初演、チェーホフの代表作

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    プログラム概要

  • イベントレポート イベントレポート

    イベントレポート

日時・会場

日時

令和7年10月29日(水)October 29 (Wednesday) 202519:00開演
令和7年10月30日(木)October 30 (Thursday) 202514:00開演/19:00開演
令和7年10月31日(金)October 31 (Friday) 202514:00開演/19:00開演
令和7年11月 1日(土)November 1 (Saturday) 202514:00開演/19:00開演
令和7年11月 2日(日)November 2 (Sunday), 202514:00開演/19:00開演
令和7年11月 3日(月・祝)November 3 (Monday), 202514:00開演

会場

上野ストアハウス
台東区北上野1-6-11 NORDビルB11-16-1, Kitaueno Taito city

Google map

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プログラム内容

あらすじ

「大切なのは名声とか栄光とか私が夢にみたそれじゃなくて、たえしのぶことなのよ」
チェロの音色の中で、魅力的な登場人物たちが今の人々の真実と結びつき、生き生きと生きていく。

出演者・スタッフ

出演者:萩原 萠、堀元宗一朗、狩野 謙、山田 梅、堀光太郎、青山眉子、本木幸世、逢川大樹、高井康行、小森 理、小野民男、片岡雅美
作:A.チェーホフ
訳:牧原 純
演出:志賀澤子
美術:加藤ちか
音楽・作曲・演奏:星 衛
振付:松延まき子
衣裳:原田夏おる
照明:野中千絵
音響:野中正行
舞台監督:八木澤 賢
演出助手:堀元宗一朗
宣伝美術:奥秋 圭
制作:劇団新人会

劇団概要

劇団新人会は、1953年に「オーソドックスな演劇の伝統を継承しながら、今日の日本を描く」という目標の下、俳優座付属養成所2期生3期生の24名で俳優座スタヂオ劇団として発足しました。
4度の分裂を乗り越え、今の人々の心に訴える作品づくりを模索し続けています。

劇団サイト:https://m.facebook.com/gekidanshinjinkai/

<ご案内>

  • ※出演者、内容、時間等は予告なく変更になる場合があります。
    また、感染症や天候等の事情により、急遽プログラムが変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。

鑑賞・参加方法

お申し込み方法
下記の予約サイト(CoRich)にて、ご予約をお受けいたします。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。

【料金(税込)】
全席自由席
一般/当日:5,500円
一般/前売り:5,000円
高校生以下:4,000円

【購入先】
CoRich:https://stage.corich.jp/stage/365806
区民招待についてAbout Inviting Taito city Residents
◆◆◆10/7 当落通知をお送りしました◆◆◆
区内在住・在勤・在学の方を抽選でご招待します。
ご応募は、WEBまたはハガキで受付します。

◆区民招待対象日時
①10月31日(金)19:00
②11月1日(土)14:00
③11月1日(土)19:00
④11月2日(日)19:00

【WEB申込】
申込フォームよりお申込みください。

【ハガキ申込】
イベント名、希望対象日時、希望人数(2名まで)、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、在勤(学)の場合はその所在地と名称を記入して、下記に郵送してください。

〒110-8615(住所不要)
台東区役所 文化振興課内
江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事務局
「演劇連携公演」区民招待係

【申込締切】
9月26日(金)必着

※1人1回のみ申込み可能です(申込方法問わず)。複数申込や記入不備の場合は無効とします。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落に関わらず応募者全員に通知します(10月上旬頃を目途に通知します)。
※当落通知時点で、一般販売は完売している場合もございます。予めご了承ください。

お問い合わせ

劇団新人会
✉gekidanshinjinkai@gmail.com

劇団新人会は1953年、俳優座養成所2期生を中心に結成された歴史ある劇団です。長年にわたり俳優・演出家として劇団を支え、昨年2月に惜しくも逝去された前田昌明さんを偲ぶ形で、今回の「前田昌明追悼公演 かもめ」が企画されました。
『かもめ』はロシアの文豪アントン・チェーホフが1896年に発表した名作で、19世紀のロシア郊外にある別荘を舞台に、大女優の母アルカージナと、作家を志す息子トレープレフを中心に、人間の夢と挫折、芸術へのあこがれ、そして恋愛のすれ違いが描かれています。チェーホフらしい繊細な心理描写と静かなユーモアが、時代を超えて観る者の心を捉えます。

劇場に入ってまず目を引いたのは、円形に設計された舞台でした。観客席は前方と右側に広がり、舞台を取り囲むように配置されています。この構成によって、俳優たちの息づかいや視線の動きまでが間近に伝わり、自分もまるで登場人物たちと同じ空間にいるかのような一体感を味わうことができました。客席と舞台の距離が近いため、俳優一人ひとりの感情の揺れや思いがより鮮明に伝わり、会場全体に熱気が満ちていました。

舞台では、アルカージナ役の萩原さんやトリゴーリン役の逢川さんをはじめとするベテラン俳優の細やかで深みのある演技と、トレープレフ役の堀元さんやニーナ役の山田さんら若手俳優の瑞々しくまっすぐな演技が、物語中の人間関係同様に絶妙な対比を生み出していました。特に、どんな逆境に置かれても必死に生きようとするニーナと、恋が実らず生きることをあきらめてしまうトレープレフの姿の対照が鮮やかで、終盤に光を失ったトレープレフの瞳が強く印象に残りました。

さらに、場面転換の合間に奏でられたチェロや横笛の生演奏も印象的で、物語の静かな緊張感や登場人物たちの孤独、叶わぬ思いといったチェーホフ特有のもの悲しさを美しく引き立てていました。俳優たちの演技と生演奏が自然に溶け合い、観客の心に深く響く舞台空間が生まれていました。

親子や恋人の「分かり合えなさ」、人が誰かを想いながらもすれ違ってしまう切なさなど、チェーホフが描いた普遍的な人間の感情が随所に息づいていました。発表から120年以上を経た今もなお色あせることなく、現代の観客に新鮮な発見と共感をもたらす『かもめ』。歴史ある作品でありながら、古さを感じさせず、むしろ今を生きる私たちの心に寄り添うような温かさと深みのある公演でした。

coming soon

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