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演劇連携公演Theatrical Collaboration Perfomance
Onpuma「How to Make a Love Song」

観客も物語の一部に!言葉の壁を越えて紡ぐラブソングの奇跡
多言語と手話を取り入れた新作パフォーマンスが登場!コメディや音楽を交えながら、年齢・障がい・言語の壁を越えて楽しめる物語が、3つの言語と手話で展開されます。観客も物語に巻き込まれる参加型の演出で、楽しみながら「違い」と共に生きることを感じられる時間をお届けします。

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    プログラム概要

  • イベントレポート イベントレポート

    イベントレポート

日時・会場

日時

令和7年10月28日(火)October 28 (Tuesday) 2025
 13:30開演
 19:00開演<バリアフリー日本語字幕回>
令和7年10月29日(水)October 29 (Wednesday) 2025
 13:30開演
 19:00開演<英語字幕回>
令和7年10月30日(木)October 30 (Thursday) 2025
 10:00開演<バリアフリー日本語字幕回>

会場

SOOO dramatic!SOOO dramatic!
(台東区下谷1-11-15 ソレイユ入谷 1階)Soleil Iriya 1F, 1-11-15 Shitaya, Taito city

Google map

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プログラム内容

あらすじ

親友の結婚式に向かうJは、トランジット先の地方空港で大火災により足止めされ、式に間に合わなくなってしまう。Jは結婚式で披露するはずだったオリジナルソングを何とか届けようと試みるが、連絡先に出た見知らぬ人物Oは言葉が通じず、次々と謎めいた要求を突きつけてくる。
一方、歌い手として招かれていた新婦の恩師・Sも別の交通機関で立ち往生中。曲も知らぬまま、突然「歌って録音して送ってくれ」と頼まれ困惑するが断る時間もない。新婦の妹で手話話者のEは、会場でOの不審な行動に気づき、姉の結婚式を守ろうと動き出す。空港、列車、式場――離れた場所で交錯する三人の物語。言葉の壁、文化の違い、不確かな状況のなかで、誤解や行き違いを乗り越えながら協力し、結婚式のためにひとつの「ラブソング」を作り上げていく。
この物語は、観客自身も空港の利用者や結婚式の招待客として参加しながら進行する、インタラクティブな演劇。終盤には完成した曲が披露され、そして終演後にはその録音がデータとなって観客のもとへ届けられる――舞台の記憶とともに。

出演者・スタッフ

出演者:ザン ヨウコ、中嶋元美 ほか
企画構成・音楽:奥田祐
構成台本:須貝英
ドラマターグ:友花/内田靖子
演出:須貝英
音響:中村嘉宏
制作・運営:金子侑加(あやめ十八番)、内田靖子
製作統括:奥田祐
主催:Onpuma

劇団概要

ミュージカル作家・作曲家の奥田祐によって2021年に設立。
舞台芸術の持つ「空間・時間の共有性」という利点を活かした表現を深く探求するとともに、言語に依存しない表現――音楽の超言語的機能と物語の共感性を融合させた作品づくりを続けている。

劇団サイト:https://onpuma.stage.corich.jp/

<ご案内>

  • ※出演者、内容、時間等は予告なく変更になる場合があります。
    また、感染症や天候等の事情により、急遽プログラムが変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。

鑑賞・参加方法

お申し込み方法
令和7年9月22日(月)よりチケット販売中
【購入先】
http://confetti-web.com/@/howtomakealovesong/
区民招待についてAbout Inviting Taito city Residents
◆◆◆10/7 当落通知をお送りしました◆◆◆
区内在住・在勤・在学の方を抽選でご招待します。
ご応募は、WEBまたはハガキで受付します。

◆区民招待対象日時
①10月28日(火)13:30
②10月28日(火)19:00 【バリアフリー日本語字幕回】
③10月29日(水)13:30
④10月29日(水)19:00 【英語字幕回】
⑤10月30日(木)10:00 【バリアフリー日本語字幕回】


【WEB申込】
申込フォームよりお申込みください。

【ハガキ申込】
イベント名、希望対象日時、希望人数(2名まで)、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、車椅子利用の場合はその旨、在勤(学)の場合はその所在地と名称を記入して、下記に郵送してください。

〒110-8615(住所不要)
台東区役所 文化振興課内
江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事務局
「演劇連携公演」区民招待係

【申込締切】
9月26日(金)必着

※1人1回のみ申込み可能です(申込方法問わず)。複数申込や記入不備の場合は無効とします。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落に関わらず応募者全員に通知します(10月上旬頃を目途に通知します)。
※当落通知時点で、一般販売は完売している場合もございます。予めご了承ください。

お問い合わせ

Onpuma
✉onpuma.info@gmail.com

少しずつ肌寒さを感じるようになった秋晴れの10月30日、入谷駅からほど近いSOOO dramatic!にて、演劇連携公演 Onpuma『How to Make a Love Song』を鑑賞しました。
チラシには「多言語パフォーマンス・ディスコミュニケーション・コメディ・手話・音楽劇」とあり、「いったいどんな内容の舞台なのだろう?」と観劇前から胸が高鳴りました。

物語は、親友の結婚式でラブソングを披露するため、英語と中国語で会話するミュージシャンとそのパートナーが、大雨の影響で空港に足止めされるところから始まります。
一方、同じく結婚式で歌う予定だった歌手も、新幹線の運休により足止めに。果たして彼らは無事に結婚式へたどり着き、ラブソングを披露できるのでしょうか――というストーリーでした。

登場人物たちは、英語・中国語・日本語・スペイン語・手話と、それぞれ異なる言語で会話します。
英語も中国語も分からない私は、最初こそ「この舞台を理解できるだろうか」と不安を感じました。けれども、その心配はすぐに消え去り、言葉の違いを意識することもなく気づけばすっかり物語の世界に引き込まれていきました。
この作品のテーマはまさに、“人間は、年齢や障害、言語の壁を越えられる”ということだと感じました。

特に印象的だったのは、日本語しか話せない登場人物が、片言の英単語やジェスチャーを使って他言語の登場人物達と会話するシーンです。まるで自分自身の姿を見ているようで、思わず笑ってしまいました。

また、観客を巻き込む参加型の演出が多く、会場全体が一体となる瞬間が何度もありました。
キャストと観客全員で歌う場面では、最初は小さな声だった方も次第に声を大きくし、劇場全体がひとつになるような一体感に包まれました。その時間はとても楽しく、とても心に残るものでした。

本公演を観劇し、言葉が通じなくても、互いに理解しようとする姿勢の中に“人と人とのつながり”の尊さを感じました。
そして国や文化、ハンディキャップを越えて共感し合える演劇の力の素晴らしさを改めて実感しました。
また、劇中で流れるピアノの音色も非常に印象的で、物語に温かみと深みを添えていました。
あっという間の60分間でしたが、深く心に残る舞台で、観劇後は心がぽっと温かくなり、会場を出る足取りもどこか軽やかになりました。

coming soon

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